具体的な事例 現役地方銀行員の事業再生ブログ 事例その2「銀行取引約定書に基づき期限の利益を喪失します」 事業再生事例集その2 かつて優良企業であったY社が赤字転落。当行が追加融資して支援していたのでが、実は在庫粉飾をしていた事実が発覚。銀行取引約定書に基づき、期限の利益を喪失を宣言するも、社長からなんら覚悟の言葉はなかった。Y社の業績悪化は、身の丈を超えた受注急拡大、工場拡張が招いた悲劇であった。 2022.10.26 具体的な事例
具体的な事例 現役地方銀行員の事業再生ブログ 事例その1「これって金融排除でないですか?」 現役地方銀行員#ひろとし課長#の事業再生ブログ 実際にあった事例を紹介します。ある社長が金融庁にタレこみ、銀行がリスケに応じてくれないというクレームから始まり、話下手の社長だから銀行も誤解していたが、以外にも業界には欠かせない企業であった。 2022.10.19 具体的な事例
事業再生 現役地方銀行員の事業再生ブログ【30日目】計画できましたけど、ホントはここからが勝負です(読みが外れても恥じる必要なし、一勝九敗である) 再生計画の完成は、再生の完了ではなくてスタートです。ここで気を抜いてはいけない。計画策定後のメイン行によるモニタリングが重要。なぜならば、オーナー社長の企業ではメイン行以外にガバナンスを利かせる機関がないため。アクションプランを実行しない社長には、計画白紙にする、まで伝えなければならない。再生計画の実現は簡単ではない、しかし、間違いに気づいたら、すぐに立て直し、練り直し。失敗を悔いていたりする暇などなし、しょせん計画の成功など、一勝九敗程度のものだ。 2022.10.15 事業再生
事業再生 現役地方銀行員の事業再生ブログ【29日目】計画の同意からバンクミーティングまで 事業再生計画について、金融機関は何を同意するのか?またバンクミーティングについて、どのような会議の場なのか、解説します。 2022.10.10 事業再生
事業再生 現役地方銀行員の事業再生ブログ【28日目】プロラタについて考える 事業再生計画における「プロラタ返済」とは、について解説します。残高プロラタ、信用プロラタとはなに?ということを解説します。 2022.10.07 事業再生
事業再生 現役地方銀行員の事業再生ブログ【27日目】リスケかリファイかの続き 事例:泥沼の金融調整(最終回です) メイン行が主導により再生企業の金融支援策を検討していたが、メガ行、政府系から反発を買い、なんとか再生支援協議会の介入による金融調整を行ったが、おのおのの思惑もあり、うまくいきません。再生企業の社長をなだめたり、怒ったり、はげましたり、他行にも平身低頭誤ったり、怒ったりしながら、なんとか計画同意に持っていこうとするメイン行の担当責任者#ひろとし課長#でした。 2022.10.02 事業再生